劇的ビフォーアフター『山奥のポツンと一軒家の古民家再生のメイキングリポート』◆エピソードIII◆

スタッフブログ

◆エピソードⅠ◆
《途方もない仕事・ゴールが見えずに手探りスタート》
◆エピソードⅡ◆
《匠の挑戦とS家の想いに・一流の監督と職人を人選・そして社員総動員》 ←イマココ
◆エピソードⅢ◆
《TVではやらなかった『大工の伝統技術・耐震補強(床補強・柱補強)》
◆エピソードIV◆
《実は外壁の改修もやったんです》
◆エピソードV◆
《最終章 足湯棟とインテリア飾り付け》

 

 

TVではやらなかった『大工の伝統技術・耐震補強(床補強・柱補強)』

今回のビフォーアフターのTV番組では触れられませんでしたが、実は古民家再生するにあたって耐震補強をどこまでやるか?という事も大事な改造要点!

築150年という事で当然現在の耐震基準には適合しません。

今回は耐震補強をどの程度行うかも検討しなければなりませんでした。

但し、予算的にはそこにお金をかけてしまえば肝心の大改造は中途半端になってしまいます。

耐震強度を現在の状態よりも適度に向上させながら目的の再生を行わなければなりません。(あくまで私の推測ですが…。)

匠の挑戦はそのあたりもしっかりとカバーしたうえで今回の大改造を実現させています。

ここではその構造補強と古民家の伝統的な工法やそれを実現する大工の技術などをご案内させていただきます。

水平力補強の為、床部分(足固め工法)と水平梁(多面火打ち梁)補強

水平力の補強の為火打ち梁 11カ所設置

 

 

水平力の補強の為筋交い(たすき掛け)設置

 

 

筋交いが有効的に対抗する為太鼓丸太の足固めの設置(古民家の伝統工法)

 

 

柱の石場建てと根本の金輪継ぎと太鼓丸太の足固め工法(これも伝統工法)

 

 

古い柱の根元部分の腐朽を伝統工法の金輪継ぎにより構造補強

 

 

 

こういったTVには映らない補強工事により建物の傾きと揺れが改善されたうえで古民家再生が行われている。

古民家を耐震補強するには単に筋交いや外壁に合板を張ればよいという事ではない!

匠は長い年月地震や風害に耐えた古民家の粘り強さを十分に理解し適材適所への補強を施し古民家を構造補強しながら生まれ変わらせてくれた。(これも私の感じた所です。)

 

 

エピソードIV へ続く
「実は外壁の改修もやったんです」(近日公開!!お楽しみに~^^)

 

 

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